右脳を活性化しやすくなるためのトレーニングのひとつとしてまず「純粋輪郭描法」というものがあります。今回はこの「純粋輪郭描法」のやり方について説明したいと思います。このトレーニングは何を目的として、どのようにやれば効果があるのかというのを十分理解した上で実施するのが重要です。
・描く対象物
・時計(タイマーがベター)
・鉛筆(シャープペンでも良い、しかし0.5mm以上の太さ)
・紙(コピー用紙みたいな安い紙、チラシの裏でも良い)
・画板のような紙を固定する板
・セロテープなどの固定用テープ
・静かで一定時間誰にも邪魔されない場所
上記の他に、オーディオ関連機器があっても良いです。音楽も右脳を活性させますから、過剰でない音量の音楽はよい刺激となります。しかし、歌詞を含む音楽は左脳を刺激するのでNGです。クラシックで落ち着いた曲が最も適しています。
次に紙を画板にテープで固定します。描く対象物と時計を置いたら準備完了です。
次に紙に鉛筆で対象物を描くわけですが、以下のようにやります。

終わって紙を見てびっくり!謎の線のカタマリができていると思います。しかし、これこそ右脳が図形を解析して必死こいて描いた線なのです。対象物の輪郭がどこにいくのかを考えて、紙面にガタガタした線で表現しているわけです。
たぶんこのトレーニングを初めてやるとかなりのストレスがかかり、気持ち悪くなったと思います。なので最初の内は時間も短く、描く対象物も単純な物体で一日1~2回くらい、なるべく毎日絵を描く前にやるなどして慣らしていくのが良いです。慣れてくると集中にともなってリラックス感が出てくるようになります、そうなったらかなり右脳が活性化されたということになります。このトレーニングによって右脳が鍛えられ、絵を描く基本となる「物の輪郭を見たまま紙面に表現する」力を養うことができます。
このトレーニングにだんだん慣れてきたら時間も15分~20分くらいにのばして、描く対象物もだんだん複雑にすると良いでしょう。右脳が活性化してくるとより複雑なものを求めるようになります、もともと右脳は左脳では解析困難な複雑なものが好きなのです。
トレーニング方法の詳細については以下の本を参照していただくと良いと思います。私もこの本を読んでトレーニングを実践しました。
そう言っていただけて光栄です!純粋輪郭描法は結構過酷な訓練なんで少しづつやってみてくださいね。
2008/05/21 猫目様へ
絵を描くのに最初は見たまま紙上に再現する技術を身につけると描くのがラクになるので、コツを掴めるようがんばってください。
2008/05/21 kono様へ
輪郭の中身も描いてください。物体や写真を見て、線として抽出できるものは全てなるべく細かく描いてみてください。私が昔描いた実際の例があれば良かったんですが、行方不明で申し訳ない・・・
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用意するものとセッティング
用意するものと言っても特殊なものは必要ありません。デッサン用の鉛筆とかも必要無く、そこらへんにある筆記用具で結構です。一覧をあげます。・描く対象物
・時計(タイマーがベター)
・鉛筆(シャープペンでも良い、しかし0.5mm以上の太さ)
・紙(コピー用紙みたいな安い紙、チラシの裏でも良い)
・画板のような紙を固定する板
・セロテープなどの固定用テープ
・静かで一定時間誰にも邪魔されない場所
上記の他に、オーディオ関連機器があっても良いです。音楽も右脳を活性させますから、過剰でない音量の音楽はよい刺激となります。しかし、歌詞を含む音楽は左脳を刺激するのでNGです。クラシックで落ち着いた曲が最も適しています。
次に紙を画板にテープで固定します。描く対象物と時計を置いたら準備完了です。
純粋輪郭描法のやり方
まずは1回あたり10分程度を目安にしてやるので、現在の時間を見ておく、またはタイマーをセット(ビックリしない程度の音量で)します。次に紙に鉛筆で対象物を描くわけですが、以下のようにやります。
やり方1
描く対象物から絶対に目を離してはいけません。つまり、描いている手元の紙は一切見てはいけません。やり方2
描く対象物の輪郭を目でゆっくりとなぞり、その目でなぞった軌跡といっしょに鉛筆を動かして描きます。
やり方3
時間になったら描ききらなくてもやめます。終わって紙を見てびっくり!謎の線のカタマリができていると思います。しかし、これこそ右脳が図形を解析して必死こいて描いた線なのです。対象物の輪郭がどこにいくのかを考えて、紙面にガタガタした線で表現しているわけです。
たぶんこのトレーニングを初めてやるとかなりのストレスがかかり、気持ち悪くなったと思います。なので最初の内は時間も短く、描く対象物も単純な物体で一日1~2回くらい、なるべく毎日絵を描く前にやるなどして慣らしていくのが良いです。慣れてくると集中にともなってリラックス感が出てくるようになります、そうなったらかなり右脳が活性化されたということになります。このトレーニングによって右脳が鍛えられ、絵を描く基本となる「物の輪郭を見たまま紙面に表現する」力を養うことができます。
このトレーニングにだんだん慣れてきたら時間も15分~20分くらいにのばして、描く対象物もだんだん複雑にすると良いでしょう。右脳が活性化してくるとより複雑なものを求めるようになります、もともと右脳は左脳では解析困難な複雑なものが好きなのです。
トレーニング方法の詳細については以下の本を参照していただくと良いと思います。私もこの本を読んでトレーニングを実践しました。
◆脳の右側で描け第3版
出版社:エルテ出版
価格:2,310円(税込)
『描く』とはいかなる行為かを徹底的に解明。ユニークな美術教育と、最新の脳研究から生まれた『描き方マニュアル』の決定版。絵描きの天才達が持つ驚異の右脳パワーを引き出すためのトレーニング方法を紹介!目からウロコの一冊です!!
出版社:エルテ出版
価格:2,310円(税込)
『描く』とはいかなる行為かを徹底的に解明。ユニークな美術教育と、最新の脳研究から生まれた『描き方マニュアル』の決定版。絵描きの天才達が持つ驚異の右脳パワーを引き出すためのトレーニング方法を紹介!目からウロコの一冊です!!
拍手コメントへのお礼
2008/05/07 sezato様へそう言っていただけて光栄です!純粋輪郭描法は結構過酷な訓練なんで少しづつやってみてくださいね。
2008/05/21 猫目様へ
絵を描くのに最初は見たまま紙上に再現する技術を身につけると描くのがラクになるので、コツを掴めるようがんばってください。
2008/05/21 kono様へ
輪郭の中身も描いてください。物体や写真を見て、線として抽出できるものは全てなるべく細かく描いてみてください。私が昔描いた実際の例があれば良かったんですが、行方不明で申し訳ない・・・
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